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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

新型コロナウイルスのあと・・・

昨日 政府専門者会議の報告書がでたようだ。
朝日新聞の一面トップに記事が載っていた。
専門者会議
ようやく感染のピークが緊急事態宣言の前だったことを認めた。

東京都の「都内の最新感染動向」のデーターを詳細に調べ、
解析し、逐一、このブログに載せてきた。

累積感染者数を、指数関数近似させることで 累積感染者が二倍になる日を計算し、
4月5日には感染爆発が起きるか否かの判断を始めた。
4月16日になるとヨーロッパのような感染爆発にならないことが判明した。
感染の拡大のどのステージにいて、いつごろから収束に向かうかが、その後の関心事。
4月27日には、感染のピークは3月27日頃と判断できていた。
何を今更という思いだ。
おそらく日本にいる科学技術に携わる人間だったら、すぐに気づいていたと思う。

4月8日の「緊急事態宣言」は遅すぎたこと、
おそらく専門者会議の専門家も気づいていたはず。
(分かっていても、押し黙っていたのかなぁ。専門家といえ、かなり政治的な人の集まりか?)

確信は嘘より恐ろしい真理の敵。

自然科学を学ぶもの、学んだ者は、それをハッキリと自覚している。
人をだまそうとして嘘をついても、事実(証拠)が明るみにでれば、
それは必ずばれる。真理を覆い隠すことはできない。

しかし、こうに違いないと思う(確信する)と、
不都合な事実に眼を塞ぎ、
自分に都合いいことのみを取り上げる。
不都合な事実には目をそむけ、自説を言い張る。
真理は闇の中、正しい判断はできなくなる。
それが、場合によっては 大惨事を生む。
(脚気を感染症と確信した森鴎外がいい例だろう。脚気は栄養障害です。)

専門会議の初期、ボタンのかけ違いがあった。
おそらく 専門者会議のなかに、自分の確信に頑迷な委員がいたのだろう。
その判断ミスを覆い隠したかったのだろうが、
事実が積み重なり、経緯がはっきりする(証拠、エビデンスが積み重なると)と、
ようやく認めざるをえなくなった。(隠しきれない。)
ボイスレコーダーに録音されているなら、それから議事録を作成し、
透明性の高い議事録をつくること、そして是非とも公開すべき。

また北九州や東京で感染者の増加が認められてきた。
今後も感染が拡大するのは否か、
今の専門会議のメンバーで判断できるだろうか?
第二の感染の波を迎え撃つ方策を打ち出すことできるのだろうか?
(国民に犠牲を強いて、うまくいったら手柄は横取りかなぁ)
暗澹たる気分。
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もうデジタルカメラは厭きたと、フィルムカメラで撮りだした。
散歩にカメラの日常に戻りたかった。
勝島運河1284-12 Ⅱ
なんでもないものが新鮮に感じられた。
ちょっとシュールでしょう。
勝島運河1284-10 Ⅱ
硬調の現像液を使用。
杭が白く浮き出る。
勝島運河1284-16
肉眼でみたら 曇り空のコントラストの低い光景だけど、
フィルムの眼を通し、現像液を選んでネガを作れば、トーンは変わる。
Nikon SPにJupiter-12DSC06827
ニコンSPにつけて撮ってみた。

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  1. 2020/05/30(土) 15:02:47|
  2. 勝島運河
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勝島運河にて       Minolta Hi-Matic F Rokkor 38mm F:2.7

散歩コースの一つ 勝島運河で撮ったもの。
カメラはMinolta Hi-Matic F これは(も)母の遺品。
1970年代の初めの頃 使っていたものだと思う。
小型軽量で、「これならハンドバックに入れて持って行ける。」と言っていたのを覚えている。
重さは370gに過ぎない。
レンズはRokkor F:2.7 38mm.。当時としては広角レンズ。
F:2.8が普通の他社のカメラより明るいことをアピールするためF:2.7としたのだろうが、
そういう場合 大体が胡散臭い。
開放で使うとコントラストが低下したり、ハレーションやゴーストがでる場合が多い。
もっともこのカメラ、露光はオートなので、絞りとシャッター速度はカメラ任せ。
実際F:2.7で撮影したものか、少し絞ってf:2.8で撮ったものか分かったものではない。
f:2.7としたのは、宣伝のためだろう。
レンズはおそらくテッサータイプ。
レンズの切れはなかなかのもの。
勝島運河1249-12
38mmの広角レンズなので目測で距離を合わせても問題ないが、ちゃんと距離計はついている。
フィルムの感度ASA(ISO)は、使う前に合わせておくが、その範囲は25~500まで。
今でも、問題なく使えます。(50年ほど前のカメラです。)
勝島運河1249-13
フードはつけていませんが、逆光でもハレーション、ゴーストは出にくい。
勝島運河1249-21
4つ切くらいに伸ばしてプリントしたら、
同時代の高級一眼レフのレンズに比べ、コントラスト、解像感 若干見劣りする。
しかし、それが一番分かるのは、撮った本人。
そこまで凝って(疑って)写真を見る人は少ない。
サブカメラとして使ってたら、
あの高級一眼レフで撮ったものだろうと思い込んでしまい、見抜ける人は稀だろう。
勝島運河1249-8
フィルムは Retro80Sを使用。
露光はカメラ任せ。
ファインダーを覗き、構図を決め、ピントを合わせたらシャッターを切ればいい。
すごく簡単。
露光オーバーでも足りなくとも、シャッターは切れる。


一つ前の時代の家庭用カメラCanonetでは 
明るいF:1.9のレンズが付き、
速度優先の自動露光だが、露光オーバーと不足ではシャッターを押しても切れない。
自動を切ると、完全マニアルの機械式カメラとして使うことができる。
シャッターダイアル、絞り環はレンズについている。
ファインダーのブライト・フレームも距離に応じてパララックス補正して動いてくれる。
まだ、高級カメラに組み込まれた機能が残されていた。

Minolta Hi-Matic F コンパクトカメラ黎明期のカメラなのだろう。
軽く小さく安く作るため、余分な機能は抑えられている。
ファインダーのブライト・フレームは、距離を変えても変化しない。
シャッターダイアルも、絞りリングもない。
露光はカメラ任せのプログラム式。
でも、普通に使っていて、困ることはない。
誰が撮っても何かは撮れる。便利なカメラである。

現像は 軟調現像液と、硬調現像液を 途中で切り替えて使う、二段現像法で行なった。
これは街のDPE店/現像所に頼んでも無理だろう。
小生のオリジナル現像。
おそらくオリジナルなトーンになっていると思う。(と思いたい。)
  1. 2019/11/26(火) 12:31:47|
  2. 勝島運河
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Stand Development with D-76 静置現像 テスト3回目  勝島運河の春

従来の現像タンクだと、リールを横に寝かせて現像することになる。
すると パーフォレーション部分から 未反応現像液の降下、上昇?
あるいは 縦方向に Brイオンの降下があり、フィルムの銀画像面を通過していく。
現像が不均一になり、現像むらができやすい。
それを防止できないかと 自製した現像タンクに、
ステンレス・リールを縦に入れ 静止現像を試みた。

フィルムは長巻を切り24コマ分を巻いたが、
実際の撮影では25コマ撮影できていた。
LPLのステンレス・リールにフィルムを巻き、
D76、10mlを水で薄め350mlにし、タンクに仕込んだ。
少し斜めに傾け、底をたたき、フィルムに気泡の付着がないようにしてから放置、
あとは一切、手に触れないでいた。
室温17℃~22℃で18時間放置して現像を完了。
あとは通常の処理を行なう。

短い25コマ分のフィルムだったので、
36枚撮りフィルムに換算すると15mlのD76現像液を使用したことになる。
1173 密着プリント
ネガの濃度は申し分ない。
現像むらは、細かく見ると、
コマの周辺部に少し見受けられるが・・・・実用上 それほどの問題になるとは思えない。
密着2

でも、完全になくすためには・・・・現像タンクの構造を考える(改良)必要はあると思う。
密着1

むしろこの現像法の弱点?長所かもしれないが、
黒と白の境目でエッジが(少し)立ったように現像されることである。
未反応の現像液が、進行の進む場所へ拡散したため、エッジとなって銀画像を作ったと判断した。
それがトーンの画像の調子を変化させている。豊かなトーン?とは呼べない気がしている。

勝島運河の春1173-7
今までのトーンとは異なっている。
勝島運河の春1173-17
このトーンにも ちょっと戸惑っています。

  1. 2019/03/14(木) 22:19:07|
  2. 勝島運河
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菜の花

2月初旬 勝島運河を散策して撮った写真。
護岸には菜の花が咲き始めていた。
菜の花1167-32
菜の花1167-31
菜の花1167-34
菜の花を ごく普通のフレーミングで切り取り シャッターを押しただけ。
新しい表現になっているわけではない。
志があって 撮らなければという覚悟があるわけでもなし・・・・
でも将来、「勝島運河」で撮った写真を、
フォトブックにでもまとめたら、
その写真集の中の一枚に入るかも。

志も、腹に一物も、覚悟も・・・・あるわけなし。
しかし、撮ることを続け、もしフォトブックにしようとする意欲が残っていたら、
少しは、意味がある行為になるかも知れません。

2019年2月初旬の「勝島運河」です。
  1. 2019/02/20(水) 10:58:41|
  2. 勝島運河
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勝島運河 午後4時頃

午後遅くなって散歩。
勝島運河についたときは午後4時ころになっていた。
雲間から弱弱しく冬の陽が運河に落ちてくる。
人影は少ないが、運河を写生する人を見る。
勝島運河1162-19
いい趣味だなぁと思う。
絵筆で画用紙の上に見た光景を描こうとしている。
絵筆を動かし描いている絵は、眼前の風景そのものではない。
日曜画家の心の発露そのものだろう。
どう感じたかよって、切り取る構図は変わる、個々の物のフォームも変わるだろう。
筆のタッチ、色使いも変わる。
それらは全て画家の手でコントロールされ、そしてそれは画家の心にある。
うまい、下手はあったとしても、
描いた絵を見せられ、「これは私の心象風景です。」といわれたら、頷かざるをえない。
勿論、そんなことを言い出す、日曜画家はいないだろうけど。

それに引き換え、小生は、眼前の光景をカメラのシャッターを切って記録しただけ。
せいぜいできることは、後で行なう、フィルム現像と
ネガに残る銀塩の濃淡(トーン)をいかに紙の上に焼き付けるか(プリントするか)という操作だけ。
日曜画家の筆のタッチの自由度はない。
現像、定着、乾燥し、ネガをつくり、それを焼きつけ(あるいはプリント)する。
それらは全て、科学技術の賜物を利用するだけ。
職人芸のようなもの。
うまく撮れたとしても、「心象写真です。」とは いいづらい。
まして デジタル写真は、ほとんどカメラ任せ、レタッチ・ソフト任せ、
すごい写真が撮れたとしても、面白いか?それで満足?と思ってしまう。
もし、白黒フィルムの入手が困難になったら・・・・ハードルは高いけど絵を描くことを趣味にすべきかなぁ・・・と気弱く考えていた。
勝島運河1162-24
越冬に訪れた鴨も寒そうにしている。
市販の現像液では出しにくいトーンだろう。
現像液を配合したのは小生だけど、
実際に現像してくれるのは、現像液に含くまれる現像成分の組み合わせ。
実際の結果は、現像液に任せるより致し方ない。
陶芸家が、最後の仕上げ(完成)を、火に託すようなもの。
結果はすべて自然現象に任せている。
勝島運河1162-36
子供の声が背後から聞こえてくる。
驚いて振り向くと、少年が遊歩道を降りてくる。
今、この勝島運河にいるのは、遠くの船陰で写生する女性と、写真機を構える小生と、この少年。
なんとなく愉快。
今、勝島運河を楽しんでいるのは、たった3人だけだ。
しかも、楽しみ方は、三人三様。
思わず 数カット シャッターを切っていた。

散歩にカメラ。
じっと座って写生するのでは、最初の目的を失う。
フィルムが手に入らなくなったら・・・やはりデジタルカメラかなぁ。


  1. 2019/01/25(金) 12:05:34|
  2. 勝島運河
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プロフィール

Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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