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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

大崎 ゲートシティ

ゲートシティ大崎で撮影した。
サイレント・シティー1516 #2-16
サイレント・シティー1516 #2-13
サイレント・シティー1516 #2-11
サイレント・シティー1516 #2-9
サイレント・シティー1516 #2-8
サイレント・シティー1516 #2-6
綺麗に整備されているが、ひっそりとしていた。
人がいないわけではないが、活気は感じられない。

コロナはいずれ単なるインフルエンザの扱いになるだろう。
そのとき また、以前の賑わいに戻れるだろうか?
もっとよくなるか、それとも悪くなるか・・・・延長線で考えたら暗い。
延長線を打ち破る「創造性」が、この国に住む人間に残されていると信じたい。

すごい写真家が出てこないかなぁと思う。
そしたら少しは光が見える。
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2022年に撮影したネガの整理もまだ終わっていないが、
昨日 今年初めて フィルム現像をした。
昨年後半は、現像液のテストに明け暮れてしまったが、
小生の写真生活、それほど時間が残っているわけではない。
ことしは、写真そのものに専念しよう。
受け狙いの写真は撮りたくない。
金太郎飴のような写真も嫌だ。
では どんな写真を??
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  1. 2023/01/07(土) 08:49:23|
  2. Silent City
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狙った?     いえ、たまたまできた写真です

通勤・通学の時間帯なら歩く人もいるが、メーンの道路から外れている。
昼間などほとんど人影はない。
道路に長く伸びた影や、家の外装に落ちる影を発見すると、シャッターを切る。
陰影のはっきりしたモノトーン写真を作る人には多い。
(デジタルになって多くなった。フィルムで撮る人はあまりやらないと思う)
影1203-17 Posi
レタッチ・ソフトを駆使し、白黒のコントラストを効かせ、中間のトーンを縮減する。
すると、見慣れない光景(異界)が出現する。
キャッチーだ。
なにか自己主張しているようにも思える。
しかし、同じ作者の作品を何枚か並べ、読み解いていくと、
単に「目立ちたいがため」作った写真なのか、
その人の内的な必然からでた写真表現なのか、わかってくる。
写真には、時として撮った人の品性・品格まで出てしまうことがある。
恐ろしいことだと思う。
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デジタル・レタッチソフトのアート・フィルターなどを使って「作った」ものではありません。
単に 現像法を微調整しているとき、たまたまできたネガから ストレートに写真を作ったまで。
自己主張を意図したものでないし、
これが「(私の)心象風景」だなどと言うつもりもない。
こんな写真もできるなぁと 思っただけ。
他意はありません。
  1. 2019/06/04(火) 17:16:01|
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旗の台 12時半

踏切をなくすため、荏原中延駅は地下に潜った。
電車は、戸越銀座を出ると、すぐに地下に入り、旗の台駅近くで地上に出る。
線路の上は、公園になっている所が多い。
旗の台965-31
旗の台の昭和医大病院めがけ歩いていた。
青空が広がっていた。
時刻は12時半。あと10分も歩けば病院に着く。

ギリシャ風円柱、時計、白い雲。
この3つに注目し、余分なものを入れないようフレーミングしていたら・・・
奈良原一高の写す写真に似るかもしれない。
真似は嫌だが、影響は受けているかも。
  1. 2017/04/09(日) 10:04:51|
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品川インターシティ

品川インターシティのキャノンギャラリーSで 
奈良原一高の写真展が開催されているというので
散歩がてら見に行った。
品川インターシティ962-20
時刻は4時を過ぎていただろうか、ようやく桜の開花が始まっていた。
記念にと撮影したが、鬱々とした雰囲気の写真になってしまった。
光線のなせる業、小生の心象ではありません。
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展示された作品は、
印画紙に焼かれた作品を、スキャナーで取り込み、一旦デジタル化し、
キャノンの大型プリンターで大きく印刷したもの、とのことだった。

ベニスの夜景、

日本刀


それぞれ力作、ケチのつけようもないが、
4つのシリーズを同時に見せられると、困惑してしまう。
奈良原一高の視点が、判らなくなった。(追えない・・)

写真家・奈良原一高、技量は確かに一級だと思う。
文句ないほどうまく撮っているけど・・・予定調和的な切り取り方に思え、感動できない。
昔、雑誌でみた奈良原一高は、予定調和から離れた刺激的な作品があったような気がする。
とびぬけた人という印象を持っていたのだが・・・
あれは、違う人の作品だったのだろうか?

この4つのシリーズに共通する奈良原一高の視点(カメラの眼)とは何なのだろう?

能、日本刀、禅  これらは特別許可をもらわないと、撮れるものではない。
それだけで 強いインパクトをもつ対象。
どう撮っても、アトラクティブだろう。
撮る対象が力強いからといって、写真が力強いわけではない。
いくら上手に撮れていても・・・・その精神まで 捉えられたか・・・
切り取り方が 意外と類型化している気がした。

奈良原一高の写真展 4月24日まで開催されている。
もう一度 確かめに見に行こうかと思っている。
  1. 2017/04/08(土) 17:58:18|
  2. Silent City
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大崎駅近辺にて

大崎駅近く、まだ再開発が続いている。
Silent Cityを撮ろうと思っている。 ここは、格好の舞台かも。
大崎962-15
R72フィルターで空の調子を落とし、
硬調現像液(Ⅳa)で現像しています。
更に、トーンカーブを調整し、焼きこんでみました。
かなり技巧的です。
白黒の対比を追及すると こんな写真ばかりになってしまう。

良くても悪くても、Try and Errorだろう。
何もしなければ、停滞するだけ。
小生の体質に合っているのかどうかは、もう少し撮ってから。
表現の幅を広げていることは確かだと思う。
  1. 2017/04/07(金) 19:07:41|
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