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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

Nikon FでSMC-Takumar 50mm F:1.4を         白木蓮 中央公園(品川区)

毎年この場所の白木蓮を撮っているので、
新たな切り取り方は 思いつかない。
フィルムによる違い、現像によるトーンの調整も、
全ては試みてしまった感はある。
白木蓮1608-24
ありふれた切り取り方、ありふれたトーンの写真になったが、
これは、これで嘉としよう。
嘗ては(超)微粒子現像に分類された(と思う)(AⅢn1)現像液を使用した。(レシピは独自のもの)
フィルムはRetro80Sを使ったので、半切くらいまでなら
銀塩粒子を目立たせないで引き伸ばしすることができる。
白木蓮1608-26
前の白木蓮にピントを合わせた。
クローズアップしているので、被写界深度は浅い。
後ろの白木蓮の花のボケ具合は良い。
高層マンション、街路樹も 柔らかく背景に溶け込んでいる。
綺麗なボケかたをするレンズだなぁと感服した。
白木蓮1608-33
但し、時々 トーンが狂う。
順光なんだが・・・中心付近に滲んだようなコントラストの低下を感じる。
コーティングが 剥がれているのかなぁ?

木蓮が咲けば、次は桜の季節に入る。
冬寒かったこと、青写真の開発に没頭していたので、あまり外に出て写真を撮ることがなかった。
桜は撮り飽きたと、撮るつもりはなかったが、
一種の反動だろう。
暖かくなった4月2日~12日の間、近所の桜を撮りまくっていた。
合計6本のフィルムを使った。
現像し、スキャナーでデジタル化(*.PSD)までは終了した。
そのPSD画像ファイルを:.JPGに変換するので、それに手間がかかっている。(ゴミとりなど)
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  1. 2024/04/24(水) 12:04:02|
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Nikon FでSMC-Takumar 50mm F:1.4を         池上梅園にて

Nikon FにM42マウントのタクマ-レンズをつけ池上梅園でテスト撮影した。
池上梅園1606-35
逆光気味の光で撮影。
暗い部分のディテールもでている。
池上梅園1606-36
更に一歩前進しフレーミングし撮影。
問題ない画質というより、期待以上のレンズだった。
背後のボケかたも良い。
池上梅園1606-42
しかし、それが順光で撮ってみると、全体にフレアーが掛かり、梅の花が滲んでしまう。
おそらく、コーティングが剥がれているのだろう。
ちゃんとしたSMC-Takumarレンズなら・・・・コントラスト高く撮れたと思う。

引き伸ばし機用のレンズとして使えるか試すため、
ヤオフクで送料を含め5千円くらいで入手したレンズ。
確かに、少しレンズに曇りがあるが、
f:1.4の開放絞りでも、ちゃんと焼けているので、
今のところ問題は無いと思っている。
それとも、M42レンズが使えることが分かったので、
コーティングの綺麗なレンズを買うべきかなぁ?

  1. 2024/04/22(月) 14:26:12|
  2. レンズの眼、カメラの眼
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Nikon Fに アサヒペンタックスのSMC-Takumar 50mm F:1.4を付けて撮影してみる

引き伸ばし用レンズは暗い。(50mmレンズでf:2.8が最高の明るさ)
青写真をネガから直接シアノタイプ印画紙に焼き付けるため、
明るいレンズが欲しい。

そこで、引き伸ばし機(ライカマウント径39mm)に
ステップアップリング介し、
プラクチカマント(M42)のレンズ(径42mm)をつけて使用している。
使っているのは、SMC-Takumar 50mm F:1.4と、Yashinon 50mm F:1.4。
今のところ問題なく使えているが、できれば、少し絞って使いたいところ。

そのレンズを実際の撮影に使用したら、どのような写真が撮れるか興味津々。
でも、M42のレンズがつくカメラを持っていない。
M42-Fikon F用のマウントアダプターがあったのでそれを入手に、テスト撮影をしてみた。
Nikon F-Takumar 50mm 1607-7
本門寺裏にある池上梅園へ行ったときの帰り、
西馬込近く、第二京浜国道(二国)の歩道橋から、五反田方向をみて撮影したもの。
f:4と絞りは開けているが、綺麗に撮れている。解像度はかなり高いレンズだと思う。
Nikon F-Takumar 50mm 1607-9
大井町に行くとき途中で区役所前の公園(中央公園)を横切る。
花壇に植えられていた花キャベツ(?)を撮影。
距離は1mもない。(60cmくらいか?)
絞りをf:2.8と開けている。
バックのボケは、悪いとは思えないが、フレァー(滲み)がかかったようになる。・・・絵画的?かなぁ。
Nikon F-Takumar 50mm 1607-10
滲んだような「ふぁ」とした写真になった。
Nikon F-Takumar 50mm 1607-13
区役所前の高台から大井町の方向を見る。
ピントを無限遠にして撮影。
区役所前通り遠望-2 ピゥセル等倍
等倍(約1300万画素)に拡大してチェックしたが、解像感、コントラストとも申し分ない。
Fomapan100のネガの銀粒子の大きさからしても、1300万画素が限界だろう。
もっと画素数の大きな写真が欲しいなら、銀粒子の細かなフィルムを選ぶことになる。
細かな乳剤となるとISO:50以下のフィルムとなるが、フィルムも限られてくる。
更に精細な写真をとなれば、大きなフォーマットのカメラを選ばざるを得ない。
ブローニーフィルムか、カットフィルムの4×5(しのご)とか8×10(エイトバイテン)になる。
Nikon F-Takumar 50mm 1607-11
カメラを左に振って品川から大崎の方を撮ってみる。
すると様相は、急激に変化。
フレアーがでてコントラスは下がり、薄雲を被ったようになる。
区役所前通り遠望-1 ピゥセル等倍
太陽を背にして撮影した筈だが、逆光で撮ってしまったかのトーンになった。
等倍に拡大し画像をチェックすると、それでも解像度は高い。(研究センターのロゴは読めるし、ビルの格子(窓)も見て取れる)

レンズコーティングがまだないか、あっても初期のレンズは、
解像度とコントラストはトレードオフの関係にあった。
解像度の高いレンズは、靄がかかったような低コントラストの写真になり勝ちで、
コントラストの高いレンズは、解像度が不足するという傾向にあった。
でも、レンズのコーティングが発達すると、
そのトレードオフ関係は崩れ、高解像度、高コントラストのレンズができるようになる。
Nikon F-Takumar 50mm 1607-17
SMC-Takumarレンズ、マルチコートの施されたレンズで 当時は凄いレンズだったに違いない。
製造から50年以上の月日が経ち、何人か持ち主は代わり、
その時々で、レンズの表面の汚れを拭き取ったと思う。
コーティングが一部剥がれてしまったのだろう。
ときどき、フレァーの入った写真になってしまう。
でも、それでも、時には小生好みのトーンで撮ってくれる。
おろそかにはできない。
Nikon F-Takumar 50mm 1607-22
天候が曇りがちで、ソフトな光環境、フレアーが掛かることは予見できていたので、
白黒の対比を上げ、擬似的にも高コントラストにするため、現像は硬調な現像液(Ⅱfo)を使用した。
それでも、少しコントラストは低めになった。
Nikon F-Takumar 50mm 1607-42
梅 ピクセル等倍
これは勝島運河に咲いた梅の花。
いちどこのブログにも載せたが、
等倍まで拡大してみると、
このレンズの凄さが分かってくる。
Nikon F-Takumar 50mm 1607-34
Nikon Fは50mmレンズを付けると、等倍ファインダーになる。
右目でファインダーを覗き、左目を開け、被写体を確認して撮ることができる。
この便利さは、
他の一眼レフカメラーでは体験できない。
動きのある被写体をスナップ撮るなら、等倍ファインダーだろう。
レンジファインダー機で等倍ファインダーは、
Nikon SP、キャノンのCanon Pがあるが、いずれも昔の製品。
2000年頃発売された、安原製作所の一式カメラがあるが、
設計は良くても、品質管理(中国)がダメだった。
L39マウントレンズを使うなら、これと思い、
小生も一台購入したが、クランクの歯車破損、距離合わせが狂いやすく、精度不足。
ファインダーのブライトフレーム(ちゃんとパララックス補正になっていたが・・・)が見にくい。
修理を一回したが、巻き取りクランプが破損してしまい、使えなくなった。
残念ながら廃棄した。
その後、等倍ファインダーではない、同時期頃発売されたBessaR(コシナ)を購入し、
使っている。






  1. 2024/04/20(土) 22:02:21|
  2. レンズの眼、カメラの眼
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大崎にて

レンジファインダーカメラを使っている。
もう50年以上の長い付き合い、体に馴染んでいるのだろう。

ミラーレスカメラも所有している。
購入し2,3年 使っていたが、
今となると、それを手にして積極的に撮ろうという気になれない。
なにかの記録になると思った時、使用する程度。
ミラーレスデジタルカメラに飽きたのだろうと思う。
シャッターを切ると、何かしら綺麗に撮れてしまうから。

一眼レフカメラ(フィルム)も持っているが、
どういうわけか、レンジファインダーカメラを手にする。
一眼レフカメラは 確かに35mmフィルムカメラの完成形だと思う。
しかし重いし、目立つ。

小生の購入したNikon Fは1965年頃、
まだ職人が一台一台組立てていた初期型。
F型カメラを知っている人(評価できる人)はまだ多い。
筆記具に喩えるなら万年筆のようなもの。
モンブランがいい、シェーファーだ、ペリカンが好いという人、いや国産のセーラーだ、パイロットがいいと
その中のお気に入りの銘柄を唱える人もいる。
そんなカメラの初期型をぶら下げていると、驚いて注目されてしまう。

それより古いレンジファインダーカメラを知る人は、
もうごく僅かになっている。
筆記具にたとえるなら「筆」のようなもの。
筆の見比べなどできる人は、もうごく僅か、
骨董品カメラの類い、
綺麗には撮れないだろうと 思われていると思う。
骨董カメラ好きが なにか撮っているなぁという認識だろう。
その程度がいい。
大崎にて1597-21
でもレンジファインダーカメラの最短距離は90cm程度。
クローズアップ写真には不向き。
望遠レンズも135mmがほぼ限界。

現代のデジタル一眼(ミラーレスもふくめ)と比べたら、
画質、感度、即時対応、撮影枚数など 求められる項目全てで 劣っている。

でも、愉しさだけは フィルムカメラのほうがいい。
カメラに使われるか、カメラを使うかなら、
使うほうが 精神的に自由でいられる。
「使うカメラ」だと思うから、古いレンジファインダーカメラを使っている。

この被写体、もう少し近づいて撮りたいので、
Nikon Fに Nikkorの35mmか24mmのレンズをつけて、撮ろうと思っている。
  1. 2023/11/21(火) 12:16:48|
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池上本門寺

ドイツのアグファ社とベルギーのゲバルト社は合弁しているので、
Retro80Sフィルム、どちらの製品か よく分らない。
しかし、どちらの部門であれ、技術開発力のあるフィルムメーカーの製品だと思う。
本門寺1560-42
カメラは、日本光学製 Nikon SP.を使用。
そのカメラにドイツ・ツアイス社製のSonnar T 50mm F:1.5 レンズ 1939年製をつけて撮影した。
戦前のレンズでコーティングが施された初期のレンズだと思う。

最小絞りはf:11。
しかし、絞るとイメージサークルは小さくなるので、
とくに明るい空を入れて撮ると、四隅が欠られたようになる。
絞りを開け、f:5.6より小さくすると、イメージサークルは広がり、欠けることはなくなる。
コンタックス用に開発された明るいレンズで、開放絞りf:1.5だった。
初期のレンズは 最小絞りf:8で f:1.5
その後改良され f:11、更に後期(戦前の)ではf:22が最小絞りになる。
ゾナータイプではf:1.5が限界だったようで、それ以上明るいレンズは出していない。
それが 旧ツアイスの技術陣の結論だったようだ。
戦前のレンズと侮ることはできない。
遠景
本堂の屋根の上に鳩が5羽とまっていた。
ピクセル等倍まで拡大し確認すると、しっかりと姿を捉えていた。
Retro80Sフィルムは戦後になって開発されたポリエステルに
赤外部まで感光領域を広げた乳剤を塗布している。
銀粒子は細かい。
現像液を選ぶと、粒状感を余り感じさせないネガになる。
中景
中景の部分を拡大すると、キリッとした精細感は余り感じないが、
それでも人の表情は判読できる。
近景
近景もディテールはでている。
戦前 既に解像度は高く、コントラストのあるレンズが生産されていたことに驚く。
暗い部分のトーン
暗い部分を拡大、黒潰の具合をチェック。
現在のレンズに比べたら、レンズ性能は劣るだろうが、四つ切り、半切程度までの引き伸ばしなら、
気になるようなプリントにはならない。、
写真を楽しむのなら、レンズの解像度、シャープさ、
フィルムの粒状感、トーンの広がり、これで充分だと思う。

デジタルカメラなら、2000万画素、4000万画素が 当たり前だろうが、
そんな高画素を欲しがるのは、仕事で大画面のプリントが必要なプロの写真家だけだと思う。

パソコンのモニターだと200万画素程度。
4Kモニターで約800万画素 8Kでようやく約3300万画素。
大型の液晶モニターで 写真を楽しむとしても・・・1200万画素もあれば充分ではないだろうか?
高性能なデジカメと、最適化したデジカメ用レンズを何故求めるのか 小生にはよく分らない。

デジタルカメラは 12年前に購入したSony NEX-5 を持っている。
それで充分。いまでも満足して使っている。
これ以上のスペックのデジカメ 必要だろうか?

遊ぶなら フィルム写真だとおもう。




  1. 2023/09/18(月) 23:00:30|
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
未だフィルムカメラの沼から抜け出せない。
もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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