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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

フィルム それとも レンズ?

カメラは横浜に持っていったものを使用。
撮りきっていなかったので、散歩に持ち出していた。
昨日、フィルムを撮りきり、すぐに現像した。
戸越公園で撮影した「八つ手」に、意外な写りのカットがあった。
八つ手829-38
レンジファインダーのカメラなので、接写はできない。
ぎりぎりの最短の1mに近づいて撮影している。
八つ手829-41
八つ手の葉の印象は、暗い。肉厚で、テカテカした感じがする。
こんなに色白に写るなんて・・・・フィルターを付けているわけではないのに。
滲んだように写っているのは、古い(コーティングの悪い)レンズだから、
白っぽく写ったのは、Rollei RPXのフィルムの特性。
そう考えても いいだろう。
狙って撮ったわけではない。
カメラとレンズとフィルムが撮影。
小生はちょいっとお手伝い。
  1. 2016/03/02(水) 18:35:46|
  2. 八つ手
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八つ手を撮る

八つ手、葉の綺麗な植物でもない。
花に、人の眼を惹く美しさを持っているわけでもない。
撮ったとしても脇役、たまたま そこにあったに過ぎないかもしれません。
綺麗な花や、壮大で美しい風景を撮る人は多いが、
八つ手を主役(テーマ)に撮影する人は少ないだろう。
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「美しいものを撮ったから、写真が美しいわけではない。」
その言葉が、心の奥で棘のように引っかかっている。
八つ手を撮ってみようと思った。
ヤツデ817-12a
戸越公園駅近くを散歩して見つけた八つ手。
地味なだけに フレーミングが難しい。
滑らかに黒く光る八つ手の葉も、白く輝いた葉も、一眼レフのファインダーでは、その差が判然としない。
結果は、フィルムを撮りきり、現像し、ネガをチェックして初めてわかること。
意外に難しい。何回か、失敗しないと駄目だろう。
コツを掴めるようになるまで撮ってみようと思った。
ヤツデ817-13a
滑らかに黒く光る葉を追うべきか、迷うところ。
ヤツデ817-14
まだまだ、撮りようはある。
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「尖った」八つ手と、
「実はこんなに綺麗だ」という八つ手、撮ってみたいものです。
これも今年のテーマ。
ジャンル「八つ手」を作りました。
  1. 2016/02/06(土) 22:10:16|
  2. 八つ手
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八つ手

散歩しようと家を出ると、冬の明るい日差しが、植え込みの八つ手の葉を照らしていた。
どう写るだろうと、シャッターを押していた。2日前のことである。
八つ手812-45 Ⅱ
現像し、ネガをスキャナーで取り込む。
濃度調整、トーンカーブをいじるが、出てくる画像は、・・・・・思い描くヤツデではない。
こんなのとは違う。
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八つ手には、変な思い入れがある。
記憶に残るヤツデは、家の中庭に植えられていた。
幼児にとってそれは大きな樹、かくれんぼには、絶好の場所。
大きな手のひらの葉の下に潜り込んでいた。
日陰のじめじめした空間が広がっている。
母親の探す声がする。見つけてくれない。
思わず幹をゆすっていた。
その瞬間、花粉が落ちたのかもしれない。皮膚に赤い斑点がでる。
「八つ手の樹の下にいたら、バッと蕁麻疹がでるのだもの・・・驚いてしまった。」
後年、母がそう話していた。蕁麻疹が出たのは覚えていないが・・・泣いたことは覚えている。

ヤツデの葉を撮影しようする人はすくないだろう。
丸いボール状の花をつける11月のころ、あるいは新芽が出る春の季節なら、カメラを向ける気にはなるが、
地味な写真であることには変わりはない。

しかし、小生には、この記憶が残っている。
八つ手の葉の下に広がる 暗くじめじめした空間は、邪悪な世界への入り口につながっている・・・・
そんな感覚が、心の底に沈んでいるのかもしれない。
八つ手DSC00889
2年ほど前、同じヤツデをデジカメで撮影している。
モードは、HCB&W ハイコントラスト白黒モード。
順光で撮ってみた。液晶モニターですぐに確認。
違うなぁ。
あの時は、葉の裏から見たはずと、八つ手の葉の裏側のもぐりこみ、逆光で撮影。
八つ手DSC00886
こうでもない。
その時は、これであきらめていた。
八つ手786-20
去年、洗足池に鯉を撮りに行ったとき、見つけた八つ手の樹。
思わず、シャッターを切っていた。
これでもない。

やはり 幼児に戻らないと撮れないものかも・・・・。
人生は不可逆反応、戻れない。
とは思え、鬱蒼と茂る「八つ手」を見たら、今後もシャッターを切っているでしょう。
あの記憶の八つ手を見たくて。
  1. 2016/01/12(火) 12:21:45|
  2. 八つ手
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NegaFilm No.792   旧古河庭園にて(2)

ネガ792には、旧古河庭園で12カットの画像が記録されていた。 
その残りから。
旧古河庭園792-45
こんな写真も撮ります。
白い柵の分量、もう少し少ないほうが、画面が引き締まったかもしれません。
旧古河庭園792-46
椅子と机、綺麗に並び替えて・・・そんな手間、演出は一切しないことにしています。
記録だからという心理的な歯止めがあるのでしょう。
絶対非演出のリアリズム写真などと、大口をたたいているわけではありません。
旧古河庭園792-48 Ⅱ
長い黒髪には・・・思わずカメラに手が行ってしまいます。
帽子、服、バック 全て黒ずくめ。
咄嗟に、心の準備もなく撮影。もう一歩離れ、風景をバックに、全身像を狙うべきだった。
  1. 2015/11/09(月) 07:26:55|
  2. 八つ手
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プロフィール

Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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