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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

育誠くん                  Super Ikonta Opton-Tessar 105mm F:3.5

2月の初め頃、妻の携帯に(小生の)妹からメールが届く。
ようやく孫が生まれたという。
生後間もない写真も添付されていた。
姪は去年結婚。晩婚だった。

10月になって、用事があり、妹に電話し、用件を伝えた。
返ってきた言葉が「今、孫を連れてきている」という。
書類は郵送するつもりだったが、
それではと 書類を持って、妹の家に出向いた。
育誠君1243-5a

今は、携帯で簡単に撮影し、
それをメールに添付して送ることができる。
確かに優れた点だろう。
「伝えたよ。こんな具合です。」と伝えられても、
それを携帯・スマホの画面で確認するだけで、
記憶に残っていけるものだろうか?

送ってもらった画像を、
プリントしてアルバムに貼る、
あるいは額に入れて飾る人 
どれだけいるのだろう?

画像はメモリーに記録されているので、見たければそれを読み出せばというが・・・・
時が流れると、メモリーが壊れたり、フォーマットの違いから読み出せなくなったりすることもある。

思い入れのある写真は、
紙にプリント、あるいは印画紙に焼きつけ、
「もの」として保存するのが、一番確実だと思う。

6×9の中判カメラで撮ってる。
それをスキャナーで取り込み約7千万画素のデーターに変換。
顔料プリンターで、A4サイズの光沢紙にプリント。
印画紙なら六つ切りくらいの大きさになる。
白飛びも、黒潰れもない豊かな階調、
ぶつぶつの銀粒子は出ていない。
(モニター画面では分からない)細部のディテールも はっきり出ている。
プリントし、手に取ると、はっとする美しさがある。
これは、モニター画面ではまだ表現できないレベルのもの。
プリントし、手に取り、そして額に入れて飾る、
あるいは台紙に貼り、書棚に納める。
これが、白黒(フィルム)写真の楽しみ方だよなぁと思う。
--------------------------
プリントし、表紙つきの台紙に貼り、二部 妹のもとに郵送した。
メールをチェックするが、まだ着いたとの返事はない。
別件の用事もあるので、夜にでも電話してみようかと思っている。
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  1. 2019/11/18(月) 10:32:42|
  2. 人物 ポートレート 踊り
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ポートレート・スナップ 習作

歳をとったのだから致し方ないだろうが、
9月中頃 妻は健康を崩し病院通い。
11月後半になってようやく快復、
それではそろそろ「遺影」につかうポートレートを撮ろうかという段になって、
小生が発病してしまう。
平衡感覚が滅茶苦茶になり、病気が通り過ぎていくのを、待つのみ。
ようやく この頃になり、薄皮をはぐように良くなってきた。
もう年末になってしまった。
ポートレートを撮影する気分にもなれない。
おそらく来年の春、桜の咲くころ 撮影することになるだろう。

平衡感覚が狂っているので、椅子に座るか寝るかの生活。
椅子に座り読書しようと文字を追うが、意味を理解する前に めまいがしてくる。
そこで、手慰みにデジタルカメラをいじっていた。
PotrateDSC04291.jpg
デジタルで撮影するとすぐJPGの画像ファイルを得ることができる。
一本分撮影する必要もないし、現像液を調整し現像、定着、水洗、乾燥の煩雑な操作も必要ない。

フィルムだとこんな写真撮っただろうか?と思う。
こんな構図で撮ろうとしたら、それなりに用意する。
露光計で明るい部分、暗い部分の光を測定、
三脚を持ち出してカメラを固定、フレーミング、そして絞り、シャッター速度をセットしピントを合わせ撮影する。
そんなことしていたら、妻は撮られていることに気づくだろう。

4カット撮ったなかで一番手ぶれの少ないカットを選ぶ。
こんなに簡単に撮れるのだ・・・とデジタルカメラのすごさを感じている。

フィルムだと、沢山とってその中から選べばいいという選択肢はない。
フィルムの無駄づかい・・・と抑制がかかってしまう。
その抑制がないのだから、
なんでも、撮りたいとおもったら気にせずシャッターを押せばいい。
沢山撮って、そのなかからベスト・ショットを選べばいい。
とすれば、フィルムよりデジタルのほうが いい写真が撮れていいはずなのだが・・・・

明日からカメラをもった散歩再開しようと思っている。
その時は、リハビリ兼ねてデジタル・カメラを持って散歩してみようかと思案している。




  1. 2017/12/22(金) 21:54:01|
  2. 人物 ポートレート 踊り
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ポートレート写真 習作(2)

ボードにどのような影が落ちるか・・・それが興味の中心だった。
モデルになってくれた方には申し訳ないと思ったが、素直に要望に答えてくれた。
ストロボの閃光にボード上一瞬 陰が落ちる。
ファインダー越しに見るが不鮮明で確認は難しい。
10カットほど撮った中の一枚。勿論、顔の表情がくっきり捉えているカットもある。
もし、私家版のポートレート写真集を作るとしたら、文句なく入る一枚だろう。
陰陽 再定-18 Ⅱ
明るく見やすい部分が実体か、薄ぼんやりした陰が実体か、
判断するのは難しい。
人はえてして明るく明瞭な部分に目がいく。
目で見ていたら、月も太陽も、地球の周りを回っているように思える。
それを実態だと錯視・誤解・確信してしまう。
--------------------------
ストロボの光を浴びた後ろ姿か、ボードに落ちた影か、
どちらが この方の存在をあらわしているだろう?
両方??
両方なら、まるで 不確定性原理の量子論のよう。



  1. 2017/12/03(日) 11:18:21|
  2. 人物 ポートレート 踊り
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ポートレート写真 習作(1)

若く綺麗な人を撮ればキャッチー(目をひく)だろうが、
被写体の外見に依存したポートレートは、
若く綺麗な人が撮れているだけで、「人」が撮れていないと感じる。
一時 目をひいても、すぐに賞味期間が切れてしまう。
そういうポートレートは 撮りたくないと思っている。
ポートレート1016-5 Ⅱ
被写体になってくれた方の許可をえないと、ブログに載せるわけにはいかないが、
できるだけ 載せられるようにするつもり。


  1. 2017/12/01(金) 10:18:25|
  2. 人物 ポートレート 踊り
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軟調現像 硬調現像

Ortho25フィルム 赤い(R)領域は感光しないためか、(G,B領域の光に感光)
普通の現像では やや硬調なネガになる。
軟調現像液を調整し、現像したところ、Retro80Sフィルムを中庸な現像液で現像したのと似たトーンになった。
銀粒子は細かく、赤色に対する感光性が鈍いので、トーンは似てもRetro80Sとは異なったネガを得た。

まだ モデルになってくれた方の承諾を得ていないので、
ポートレート画像をブログに載せるわけは行かないが、
その一部ならOKだろうと、(勝手に)思い込む。

ネガ画像は、3200dpiのフィルムスキャナーで読み取り デジタル化している。
デジタル風にいえば 約1300万画素の画像になる。
その一部を切り取って、ピクセル当倍でブログに載せてみた。
当倍1034-34 軟調現像液(Ⅴ)
普段から お化粧をする方ではない。
ほとんどスッピン。
口紅は付けていないが、オルソタイプのフィルムの特性、唇がくっきり暗く写っていた。
当倍1035-59 硬調現像液(Ⅳ)
硬調な現像液で現像すると、肌の調子はくっきり、凄みを増してでていた。
綺麗なポートレート写真を期待しているなら、このような現像液使うべきではないが、
この人の生き方、人間としての存在感を表現したいなら、この現像液の出番もあると・・・・確信している。
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使用したカメラはNikon F、レンズはAuto-Nikkor 50mm F:1.4を使用した。
50年以上前購入し、今でも現役で使用している。
若い頃は、手に負えず、たいした写真が取れなかった。
ようやくこの頃になり小生の腕が、このカメラに追いついたというところだろう。
ネガを、3200dpi(1300万画素)で取り込んでも、銀塩粒子の「ざらつき」は抑えられている。
ISO:25と低感度フィルムだが、それなりの使い道はある。
6400dpiで取り込めるフィルムスキャナーが欲しくなってきた。
  1. 2017/11/20(月) 13:48:47|
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プロフィール

Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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