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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

大崎駅にて

去年12月後半、
大崎駅周辺を散歩して撮った写真。
大崎駅1604-35
大崎駅1604-36
大崎駅1604-32
大崎駅1604-37
56年前、Nikon Fを手に入れて揃えたレンズは35mmの広角と、105mmの望遠だった。
一番使ったレンズは50mmレンズと、35mmレンズ、105mmは殆ど使っていない。
使い始めの頃は、50mmと35mmがが殆ど全てで1:1くらいの頻度で使用していた。
35mmだと30cmまで近づいて撮影できる。
それが嬉しくて、かなり多用した。
その後、この24mm F:2.8 レンズでも30cmまで近づけることを知り、
広角レンズは24mmレンズに移る。
Nikon F用の交換レンズは 新しいものでも 1970年代の中頃までに手に入れている。
それ以来だから、全てのレンズとも 長いつきあいになっている。

望遠レンズには苦手意識がある。
当時、望遠は技術、広角は度胸で撮ると 言われていた。
度胸も技術もないので、標準レンズ(50mm)で撮ることが多かったと思う。
1960年代中頃のカメラ雑誌を見ると、コンテストの入選作品の70%くらいは広角レンズ、
残りは望遠と標準(50mm)が半々だった記憶が残る。
小生の場合、撮影に使ったレンズは50mmが一番多かった。
技術も度胸も不足しているのだろう。今でも、その傾向は続いている。

しかし、この頃になって、再び 広角レンズを持ち出すことが多くなっている。
広角レンズを通して見ると、また違ったフレーミングで風景を切り取ることができる。
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  1. 2024/04/15(月) 09:05:58|
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西大井付近

小生が子供の頃、大崎の陸橋を登ると、
品川と鶴見を結ぶ貨物列車が遠くを横切って行くのが見えた。
一方、池袋から大崎を通り、陸橋の下を、川崎の方向へ向かう貨物列車も走っていた。
それも同じように「品鶴線」と呼んでいた。
何両連結の貨車が通り過ぎるのか数え、50両を越えると皆で歓声を上げたのを覚えている。
二つの列車は、下神明付近で、合わさり、神奈川へ向かう。
その頃の西大井がどうだったかは知らない。
日本光学の工場は有名だったが、現在の駅周辺にまで足を伸ばしたことはない。
「品鶴線」に横須賀線の客車が通るようになると・・・おそらくそのとき西大井の駅ができ、駅前が再開発されたのだと思う。
それでも、まだ駅前の賑わいは少ない。
西大井にて1604-21
西大井駅は「大崎駅」と神奈川県の「武蔵小杉駅」に挟まれ、どちらにも一駅で行ける。
交通の便としては良い場所にある。
広大なニコン工場跡地にはニコンの本社ビルができるという。
駅から少し離れた場所では、高層のマンションの建設が始まっている。
徐々に再開発の姿が見えてきた。
この場所も、やがて人が多く集まるようになるのだろう。
西大井にて1604-22
使っているカメラもレンズも、この工場で製造されたもの。
西大井にて1604-29
古い骨董品クラスのカメラなのだろうが、いまでも快適に使える。
晴れた冬空を暗く落とすため、YA2(オレンジ)フィルターを付けて撮影した。
西大井にて1604-30
現像はやや硬調な現像液(Ⅲd)を使用した。




  1. 2024/04/12(金) 21:29:26|
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目黒通りにて                   Nikon F Nikkor 24mm (AⅢn1)現像

去年12月撮影したフィルム。
すぐに現像したが、
青写真の方に関心が行き、
ネガシートに入れたまま、
今頃になり、ようやくデジタル化終了した画像。
目黒通りにて1602-3
自然教育園の紅葉を撮りに行く途中、目黒通り沿いを歩く。
このビルは品川区側に建つ。
目黒通りにて1602-5
このビルは港区側にある。
目黒通りにて1602-8
庭園美術館前の銀杏が黄色く紅葉していた。
----------------------
フィルムはRetro80Sを使用した。
現像は(AⅢn1) 組成を考えると、1960年代に流行った(超)微粒子現像液に似る。
ややオーバー気味に露光し、この現像液で現像すると、
白飛びを防止し、黒潰もないトーンの豊かな階調性の高いネガを得る。
勿論、銀塩のザッラとした粒状性もでない。
フジのミクロファインで試したことないので 断定的には云えないが、似ていると思う。
(1965年か66年に購入した缶詰!に入ったミクロファインを持っているが・・・それで試す?かなぁ)


  1. 2024/04/07(日) 11:36:25|
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銀座の柳

「銀座の柳」と言っても、今 そこに特別な感情を抱く人は少なくなっている。

「銀座の柳」の歌がラジオから流れていたのは、母の青春時代だったという。
祖母にとっては、子供達が大きくなり 手が離れ、ホットしていた頃だろう。
年に何回か、有楽町で下車し、歌舞伎座で観劇したあと、
銀座通りを新橋方面へ進み、
天国(てんくに)のエビ天か橋善のかき揚げ天ぷらを食べ、
角の玉木屋で佃煮を買い、帰宅するのが、
唯一の楽しみだったようだ。
銀座1601-24
小生が知っている銀座の柳は、
橋善の近くに、柳の樹が植えてあり、
隣に記念の歌碑の記憶が残る。
それが、見当たらない。
整備のため一時的、移転・保管し、時期を見て、また戻ってくるのだろうか。
あるいは、歌を知る人も少ないので・・・・そこまで整備する必要なしと判断したのか?

行ってみると、天国の店は、更地になり、ビルの建設が始まっていた。
橋善は、10年くらい前か店を閉じてしまった。
今は新しいビルに代わり、その面影は何も残っていない。
玉木屋は、店を移転して 営業はしているというが、
祖母や母の通った銀座は既に消失していた。

時代の流れとは こういうこと・・・妙に納得してしまった。



  1. 2024/01/04(木) 14:39:09|
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新橋にて                        Retro80S 二液現像

外出している時は、カメラを持って出ているので、それなりに撮影している。
撮影が終了したら、すぐにフィルムの現像をするのだが、
このところ青写真に費やす時間が多く、フィルム現像のほうは滞っている。
まだ、3本ほどのマガジン(パトローネ)が、現像されず残されている。
新橋にて1601-13
現像が済むと、すぐにフィルムスキャナーでデジタル化し、ファイルをハードディスクに記録する。
モニター(レタッチソフト)で調子を整え、プリントすれば、写真ができてくる。
新橋にて1601-19 Ⅱ
明るい暗室、座ったまま明るい場所で快適に作業は進む。
効率的になったと思うが・・・・
デジタルデータは数字の羅列、物としての存在感はない。

画像データーのフォーマットが変わると、途端に読めなくなる。
(8ビット時代、画像を.PICファイルで保存していたが、今は読めなくなっている。フロッピーディスクごと捨てました)
ハードディスクがクラッシュすると、画像は消えてしまう。
(一度クラッシュしたので、もう一度フィルムをすべてスキャンした苦い経験あり。) 
昔 CDに焼いた画像データー(20年ほど前の)も 読めなくなっていた。

でも、フィルムなら 戦前のフィルムでも、
フィルムスキャナーでデジタル化したり、引き伸ばし機で焼き付け、当時の画像を得ることができる。
実体のある「物」として保存されているフィルムなら、保存性は高い。

引き伸ばし機を持ち出し、青写真に挑戦してみると、
やはり断然こちらの方が面白い。
効率的にできた写真に愛着は湧かない。

暗室(ダークバック)で、現像タンクにフィルムを詰め、現像液を使って現像する。
フィルムに何を使うか、現像液はどうするか、
露光は切り詰めるか、たっぷりと露光するか、
選択肢は多い。
しかも現像は一発勝負、失敗することだってある。
できたネガから、暗室で格闘し、トーンを合わせ、覆い焼き、焼き込みなど工夫しながらプリントを作る。
ネガは作曲、プリントは演奏。
その通りだなぁと思う。

デジタルカメラにはそれがない。
撮影(作曲)も効率的なら、演奏も簡単。プリンターに打つ出すだけ。

青写真に挑戦し、昔の愉しさが また戻ってきた。
もう一度、銀塩プリントを 再開する気になってきた。
遊ぶ主体は人間だろう。

綺麗で上手い写真なら、デジカメで撮ればいい。

主体は人間、
現像から焼き付けまで全て自分でやってこそ、写真だろう。

撮っている人の息づかいを感じる写真を撮りたいもの。
それが作曲であり、演奏なのだと思う。
  1. 2023/12/24(日) 22:14:07|
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未だフィルムカメラの沼から抜け出せない。
もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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