本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

Rage to see. Rage to shoot.   見たがる 。 撮りたがる。

夕方 大井町を散策。
カメラには最後のTRiーXフィルムが入っている。
これなら 少々薄暗いところでもシャッターは切れる。
大井町1109-18
いつしか 横丁へ入っていた。
大井町1109-13
飲食店の立ち並ぶ細い路地で撮影していた。
小生は秒撮、女性は自分が撮られているとは 気づかなかったのだろう。
女性がにっこりと 小生を見て、
「私も撮っておこう」と携帯電話を取り出し、横丁の光景を撮影する。
さすがに、独りで この横丁に入り、写真を撮る勇気はなかったのだろう。
カメラを構えて撮る老人の姿が、後押ししたのだと思う。
大井町1109-17
ひとしきり 撮影すると、女性は、飲食街に消えていった。
大井町1109-16
なにか普段と違ったものを見てみたい。
そして それを見たら、記憶に留めておきたいと思う。
写真を撮る動機だろう。

美しい花でも見慣れると、意識にのぼらず、厭きがくる。
美しい風景を撮っても、普段通りなら、何の感動もなくなる。
それでも同じものを繰り返し撮り続けるのは・・・・
「美しいものを撮っている」という自負、自己満足のようなものかもしれない。

めったに行けない異国の町、あるいは廃墟を撮影すれば、キャッチーな写真となる。
Rage to see. 写真を撮るとは そんな ことだろうか・・・・?
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  1. 2018/07/21(土) 10:57:24|
  2. 都会の景観 Tokyo
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新幹線の走る街  期限切れTRi-Xフィルム

マガジンにつめたTRi-Xフィルムが2つ冷蔵庫に残っていた。
既に期限は切れているが、冷蔵庫の中なので充分使える。
一つはKievⅡ(ContaxⅡ) もう一つはNikon(FとSP用)のマガジンに詰められていた。

TRi-Xの長巻フィルムは、価格が高くなりすぎた。
他社フィルム並みに下がらないと、今後も購入することはないだろう。
最後と思うと、感慨は深い。
ずっと使い続けたフィルム・・・・癖は判っているつもり。
新幹線1110-22
白黒のコントラストを強調(硬調)できるよう、露光を一から二絞り切り詰めて露光した。
(A)現像液を使い いつもより50%現像時間を押した。(延長)
今後 この(A)現像液を 使うことはないだろうと思う。(Retro400Sで使うことは可能だが・・・)
新幹線1110-33a
新幹線の高架線の下には りんかい線、湘南新宿ラインの線路が通っている。
右へいけば すぐに大崎駅のプラットホームになる。
背後には 山手線の鉄路が走る。
撮影場所は、三方を線路で囲われた三角の中にいることになる。
幼い頃、この地点には、地上の踏切をわたって 歩いて来たが、
いつしか、歩道橋が架けられ踏み切りは閉鎖された。
その歩道橋も 掛け替えられ2代目(あるいは3代目?)になっている。
りんかい線1110-12
踏み切りは廃止されても、
JRの職員が保守用に、時々ここを通っていたようだ。
今は、完全に閉じられている。
その時の名残だろう。

役割が終われば、廃止され、次のものに代わっていく。
TRI-Xの栄光はもうない。
イルフォードのフィルム、いいと思うが・・・少し高い。
使うフィルムは ヨーロッパ系のフィルムに 代わっていく。
しかし、やがてデジタルの流れに巻き込まれ、フィルムも消失する・・・・その覚悟はできている。
------------------------------
フジのアクロスフィルムが販売中止になるという。
これで 国産の白黒フィルムはなくなる。
ネットで探していたら、B&Hというネット通販で、長巻フィルムを扱っているのを発見。
イルフォードやコダックを扱っているらしい。
Kentmereや、イルフォードのPAN F ,FP4 ,Deltaの100フィート長巻が、日本の輸入業者より安い値で販売されていた。
残念ながら、ヨーロッパ大陸のフィルムは扱っていないようだ。
でも まだ探せば フィルムを手に入れる道はあるということだろう。

感光する材料を発見し、
感光材料とカメラを作ったのは欧米の開発者たち。
写真を撮る、記録するという行為に、彼らの文明に根ざした写真文化が、根付いているのだろうと思う。
後追いの日本は、ついにカメラの生産の中心になったが、
デジタルなれば、その波に乗り、デジタル一辺倒へ。
フィルムは忘れ去られるだけ。
ついに日本に、白黒フィルムを生産する会社はなくなった。

彼ら西洋文明の底流には、Photographを作るあげる精神が流れている。
Photographを「写真」と理解し、技術に邁進したのが、日本かも。
カメラ産業は 盛んになったが、彼らの精神までは掴めなかったも知れない。、
欧米のカメラ愛好家、フィルムを使い続ける人は多いようだ。
欧米では、今後も白黒フィルムを作り続ける会社は残るだろう。

そんな希望的観測をしている。
  1. 2018/07/19(木) 13:28:58|
  2. 新幹線の見える街 品川
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下神明近く   補助26号線工事中

補助26号線の工事、いつ始まったか、よくわからない。
50年以上前 既に目黒郵便局(目黒通り)から平塚橋(中原街道)まで補助26号線は開通していた。
そして 今はないが「パチンコ26号線」というパチンコ屋があった。(武蔵小山)
20年くらい前だったか、平塚橋(仲原街道)から第二京浜国道を横切り、
大崎高校まで道路を拡張し、26号線は延びた。
その後、大崎高校の地下を堀り、新たな道路工事が始まる。(距離にして500mくらい)
下神明1107-13
下神明1107-15
横須賀線、湘南ライン、新幹線の高架線が走る線路の下を抜けるトンネルを掘り、
下神明に抜け、大井町へ出れば この区間の工事は終了する。
下神明1103-36
下神明1103-37
難工事なのか・・・・予算がついたら、そのつど行なうだけなのか、
工事は、時々長期間とまり、また思い出したように工事は再開する。
残された工事区間は、下神明の出口付近、距離にして50mくらい。

目黒通りから下神明の大井町合流点まで半世紀以上かかっている。
長かったが、来年には完成するのだろう。(と希望的観測)
一気に予算をつけて 休むことなく工事を続けたら5年もかからなかったと思う。
工事をしたり止めたりして、休止の期間を長くもつ理由が わからない。
民間の会社なら、ビルを作るとき、途中で工事を中止し、次の年また再開するだろうか?
集中させた完成したほうが、経済効果は大きい。
綿密な計画を立て、資金繰りして 一気に完成させ、商用に供す。

それを敢えてしないのは、日本特有の(役所)工事のあり方かも。日本の役人はみな優秀だから・・・・
  1. 2018/07/18(水) 15:46:50|
  2. 散歩
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東洋的混沌?

欧州の都市は石造りの建物が多いせいか、
概観は昔のまま、リノベーションして使われていることが多い。
都市の顔、旧市街地に高層ビルが建っていることは少ない。

木造建築の家に住み、20年に一回の遷宮をする日本では、
古い建物は用済み、時代に合う高層ビルに取って代わられる。
雑然都市1112-68
昔ながらの瓦屋根の隣に、ノッポな高層ビルが建つ。
都市自体が生命体、どんどん景観は変化していく。
雑然としているなぁと思うが、
欧州の人間の眼には その変化が「ダイナミック」と映っているかも。
  1. 2018/07/17(火) 07:46:28|
  2. 映し出された世界
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林試の森  Canon Autoboy Luna35 REtro80S (Ⅶ)軟調現像

林試の森を散歩した。
林試の森1105-18
林試の森1105-20
林試の森1105-22
林試の森1105-23
写真の多くは、近くを散歩して撮ったもの。
散歩は 家から歩いて行ける所なので、コースは限られる。
ほぼ品川区内をうろうろしている。

目黒不動のほうから入ると目黒区、武蔵小山から入ると品川区、
公園の真ん中くらいで区界になるが、境界を示す表示はない。
だれも ここが品川区か目黒区か意識していない。
でも、それでいいのだ。

国境もそうなれば、いいのですが・・・・
  1. 2018/07/16(月) 10:25:42|
  2. 散歩
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プロフィール

Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
散歩にカメラの生活もついに12年目に突入。10年も続ければ、何かを掴めると思ったが、デジタルカメラの渦に弾き飛ばされ、未だ写真の眼を掴めないでいる。
絶滅危惧種のフィルムカメラでは、無理なのかなぁと嘆息。
冷蔵庫に100フィート長巻フィルム4缶、保存してあるので、
あと一年は撮り続けられます。それからどうするか考えることにしました。

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