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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

品川病院の桜

何度も歩いている散歩コース。
同じ桜を幾度となく撮ることになる。
カメラを構えると、似たフレーミングになってしまう。
品川病院の桜1611-30
そうは言っても、そのときの光、咲いているタイミング、
レンズの画角、使うフィルム、使う現像液(狙うトーンは事前に決めている)で、
フレーミングは微妙に異なる。
品川病院の桜1611-28
現像は(AⅢn1)を使用した。
昭和40年代に流行った(?)超微粒子現像液に似た現像液。
4つ切り程度までなら、銀塩のザラとした粒子はほぼ出ない。
Retro80Sフィルムを現像すると、やや硬調なトーンになるが、
黒潰、白飛びは殆どなく、階調性の豊かなネガを得る。
フィルムを変え、現像液を変え、現像法を変えると、ネガのトーンはまた変る。
それがフィルム写真の面白いところ。

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  1. 2024/05/15(水) 12:07:27|
  2. 桜 
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勝島運河の桜

散歩にカメラを持ちだし、20年近くになる。
家から歩ける範囲だが、それでも沢山の桜に逢えた。
勝島運河の桜1614-42
この遊歩道の桜も見事だと思う。
勝島運河の桜1614-35
「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」とは云え、
散歩を続けていると、そうでもないことに気づく。
勝島運河の桜1614-37
人間が変化するだけでなく、
毎年咲く花も変化して、同じではないなぁと実感している。

「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」
下天の50年は、天上の一日に過ぎず、人の住む下天の五十年など夢幻のようなもの。
仏教的な輪廻をイメージするなら、螺旋状に変化していく世界を想像する。
桜の樹の寿命は70年から80年くらいだろう。
朽ちれば次の桜へ代替わりする。
新しい芽が出て樹になり 花を咲かせるようになる。
一見同じに見えても、
大学で化学を学んだイメージなら
そのサイクル(新陳代謝)は(世界全体の)エントロピーの増大を招くだけだろう。
エントロピーは無限(永遠にか?)に増大する。それが熱力学で学んだ原理。

平均寿命が延びた現在、
桜の寿命に自分の歳を重ねるようになっている。
あと何年咲いていられるか?
そんな思いで桜を愛でるようになっている。
勝島運河の桜1611-12
勝島運河の桜1611-15
静かに散歩できたこと。
今年も桜に逢えたこと。
それで充分だ。
  1. 2024/05/13(月) 17:31:34|
  2. 桜 
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桜を求めて散歩 

個人の庭の桜は、戦後間もなく植えられたものが多い。
高く伸びる幹は切られ、枝も隣家の邪魔にならよう刈り取られ、無残な姿を晒すようになる。
寿命を迎えた桜は切り倒され、今となると、個人の家の桜は殆ど消失してしまった。
桜を求めて1614-24
主亡き家の跡地は、小さな公園に整備された。
お花見の季節になると、テーブルがでて、食べ物、飲み物を持ち寄り、
近くの班の人が 花見の会を行っていた。

10年ほど前だろうか、一本の樹にキノコが生えだした。
今は円形の花壇になっている。
ここは隠れたお花見のスポットだが、あと何年続くだろうか?
桜を求めて1614-26
熊本・旧島津藩の下屋敷跡のできた戸越公園や文庫の森公園の桜は、
盛りを過ぎた桜が数本となり、みすぼらしいものになっている。
枯れた桜はなくなっても、新たな桜の植樹はしないようだ。
それでも、数年前までは、夜桜を楽しむ人達が、花見の宴を行っていたが、今はその姿は消えている。

区役所前にひろがる中央公園は、この10年ほどで整備されたもの。
桜の植樹もされていて、今は 花見スポットになっている。
桜を求めて1614-31
大井町の仙台坂上の一本桜。
場所がいいなぁと、桜の名所にしているが、ちょっと心配。
以前より少し花の勢いが落ちているように感じている。


  1. 2024/05/12(日) 16:53:24|
  2. 桜 
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桜を求めて 立合緑道を行く           円融寺、碑文谷八幡

碑文谷の池から流れた立会川は、
円融寺の脇を流れていたと思う。
境内には、大きな桜が数本植えられていた。
円融寺1614-2
花見の季節だが、境内で花見の祝宴はさすがにない。
人の姿もまばら。
円融寺1614-5
円融寺1614-8
近くに住む人の、格好の遊び場になっている。
オーバーツーリズムとは無縁の場所。
羅刹橋から始まる立合緑道は、
隠れたお花見スポットだと思う。
------------------------
緑道は、碑文谷八幡で終わる。
おそらく、碑文谷八幡神社の台地から湧き出た小川が、
立会川へ流れ込んでいたのだろう。
参道は 最近整備され、桜の並木道になっていたが、どれも若木だった。(10年もしたら花見スポットになる)
碑文谷八幡1614-16
境内はかなり広い。
散歩に訪れると、ホットする静けさを感じる。
碑文谷八幡1614-19
散歩コースとしては、最高だが、
自宅からだと往復で最低でも3時間はかかる。
すこし遠いのが難点。

  1. 2024/05/08(水) 10:50:13|
  2. 桜 
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立合緑道 碑文谷八幡へ 

立会川は、目黒区の碑文谷池と清水池を水源にし、品川区の勝島運河へと流れる。
嘗ては綺麗な小川だったが、生活排水のため汚れ ドブ川となり、多くは暗渠化され
その上は道路として利用されたり、遊歩道になっている。
河口の勝島運河から水源の碑文谷の池まで歩いたら2時間以上3時間未満、おそらく10kmほどの長さになる。
桜の季節になると、桜並木となる場所も多い。
隠れた桜の名所になっている。
碑文谷八幡へ1610-35
道路を挟んで住宅が迫っている。
枝を伸び放題にするわけには行かない。
剪定されてしまうのは致し方ない。
碑文谷八幡へ1610-44
昭和20年代に植えられたものだろう。枯木も所々出ていた。
碑文谷八幡へ1610-38
碑文谷八幡へ1610-45
樹の勢い(生命力)は いつまで続くのだろう?
高く伸びないよう頭は剪定され、枝もかなり落とされている。
あと10年かなぁ?


  1. 2024/05/06(月) 11:18:23|
  2. 桜 
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未だフィルムカメラの沼から抜け出せない。
もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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