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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

一駅散歩  森下から清澄白河まで

都営新宿線に乗り、森下で下車。
ここで大江戸線に乗り換えできるが、
地上に出て、清澄白河までの一駅散歩をした。
小名木川へでる。
小名木川1139-65
両岸は遊歩道になっている。
もし、観光で訪れるなら隅田川の遊歩道を歩くか、近くの清澄公園を目指す。
人影はまばら、地元住人の生活道路に近いかも知れない。
のんびりしていい感じだ。
小名木川1139-67
大崎の近くにもタワーマンションができたが、洗濯物はベランダに干せない構造になっている。
こういうマンションの感じ、嫌いではない。(好きだ)
生活感があって、ほっとする。
小名木川-ピクセル当倍1
対岸を歩く人をピクセル当倍で切り取ってみました。
フィルムを3200Dpiで取り込み、約1400万画素の画像にしています。
デジタルカメラなら、ごく普通か、少し小さい目のサイズの画像。
将来 4Kや8Kのモニターが一般化したら、
いよいよデジタルカメラの真価が発揮できるでしょう。
4Kモニターで見たら、この程度の判別はつく。
小名木川1139-68
そのとき、プライバシーの問題、でるかもしれませんね。
小名木川1139-70
デジタルカラーで撮影したら、マンションの広告にでも使えそう。
小遣い稼ぎに、撮った画像をインターネットで販売する人もでてきたようです。
面白い時代になったと思う。

でも、小生の写真は、白黒モノトーン。
広告写真にはなりえない。
クーデルカの言葉を重く受け止めています。
売ろうと思って、写真は撮らない・・・・アマなので、当たり前でしょうけど。
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所用ができ、明日からしばらくの間、PCに触れません。
ブログの更新は 一週間後になるでしょう。
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  1. 2018/10/17(水) 11:56:52|
  2. 散歩
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一駅散歩  新宿西口から新宿まで ・・・・あまりにも個人的な備忘録

写真は、人に見せて 初めて写真となると言うけど・・・・
確かに カメラはコミュニケーションの道具。
撮った写真を人に見せ、その経験を共用したいと思うのは自然だろう。
庭先に咲いた綺麗な花をスマホで撮影、友達にメールする。
「こんなに可愛いコスモスの花が咲きました。」とメールし、その画像を添付する。
「いいね」の返事が届く。(あるいは 届くことを期待して メールする)

写真は、見せた瞬間、見る相手にそれがどんな種類の写真であるか、
伝わるだろうという前提が働いている。(共同幻想)

綺麗な風景を専門に撮っているプロの写真を見る人は、その人の綺麗な風景写真を期待する。
その人が、社会派のドキュメンタリー写真を撮ったら、見てくれる人の期待を裏切ったことになり、見向きもされなくなる。

篠山紀信が 綺麗な風景を撮ったら、美しい女性のヌード写真を期待しているファンを裏切ることになる。
期待を裏切ってもできるだろうか?新しい分野への挑戦は難しい。

写真は、みせることが最終だとすると、
写真を撮る人は、写真を見る人の目におもねる。
少々いかがわしいものや、奇をてらったもの、簡単には被写体になってくれないもの・・・を狙うようになる。

ブログランキング上位のブログを見ると、
アマチュアであれ、同じような傾向を見てとれる。
「いいね」の拍手が多い。そうなるとフォロワーが多いので、期待は裏切れないのだろう。
確かに上手いし、キャッチーだろう。
しかし、冒険はしない。いつも一定(同じような被写体で同じような切り取り方)の同じ傾向の写真になる。
プロなら致し方ないが、アマなのだから・・・・人の目におもねって撮らなくてもいいと思う。
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春日から大江戸線に乗り、西新宿で降り、新宿(都営新宿線)まで一駅散歩。
個人的備忘録 新宿1139-60
撮った写真を人に見せ、その経験を共用したいと思っても、
この写真を見た人は「何だこんなくだらない写真」と評価するだろう。
共通の認識がないと、写真は伝わらない。
ひりよがりな写真だと片付けられてしまう。
個人的備忘録 新宿1139-62
そういう点で、写真は難しい。
見る人に擦り寄り、見る人の眼におもねって(期待に答えたいと)、被写体を探して撮ろうとしてしまう。
そんなの気にせず、自分で「面白い」「意外だ」と思ったのを撮ればいいとおもうが、
そこまで達観できる人いるかなぁ。
・・・・写真家、クーデルカはそんな稀な人の一人だろう。
「写真をお金に換えるたびに、(写真家の)カメラの目は、一枚ずつ落ちていく」と警句する御仁。
スポンサーから頼まれる仕事を拒否し(おもねらない)、
賞の賞金、個展、写真集のみで 生活を支えた稀代の写真家。(だから貧乏、でもそれを彼は気にしていない)
彼より 上手い写真を撮る人はいるだろうが、彼ほど心に残る写真は撮れないと思う。
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大江戸線 西新宿の駅から、都営新宿線、新宿の駅まで散歩したとき、見た光景。
「新宿中古カメラ店」へ行こうと、この横道に入る。
ここへは 何度も来ているが、こんな人だかりを見るのは初めて。
狭い通りに人が群がり、携帯電話の画面をしきりに見て、何かチェックしている。
「誰か有名人が ここを通るので、スケジュールでもチェックし待ち構えているのか?」と思った。
しばらく観察していて判明、ゲームをしていた。
ポケモン。
大人も子供も夢中になってスマホの液晶画面に釘付けになって立っている。
この異様な光景を記録しようと撮ってみたが、その奇妙さは、この写真では伝わらない。

この状況を文字に起こして説明しないと、何の写真か分からないだろう。
見て 面白いと思ったことを 写真に撮て知らせるとしても、簡単なことではない。
写真では伝わらず、独りよがりになる可能性が高い。

写真を見て欲しいなら、
広告写真(コマーシャルフォト)を真似て撮る、
あるいは上手なプロの写真を真似て撮ればいい。
少々味気ないけど、それが実態かも。




  1. 2018/10/16(火) 08:37:30|
  2. 散歩
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一駅散歩  白山から春日まで

お彼岸の休日 都営地下鉄の一日乗車券(デイパス)を購入し、白山へお墓参り。
帰りは そのパスを利用し、途中下車の散歩を行なった。
白山から春日へ1139-51
白山の空。
快晴。
上空を見ると飛行機が飛んでいた。
80年近く前に作られたレンズだが、ツアイスのレンズはきわめて優秀。
今のレンズと比較しても遜色ないと思う。
飛行機の部分を、当倍(約1400万画素)に切り出してみる。
白山から春日へ ピクセル当倍
高感度フィルムの銀粒子の粗さがでてしまうほど。
低感度フィルムを使えば、もう少し細部も鮮明に写るだろう。
白山から春日へ1139-52
白山の坂を下り、春日を目指し歩く。
白山から春日へ1139-53
白山から春日へ1139-58
このあたりで西片か、春日はもうすぐ。
  1. 2018/10/15(月) 10:36:37|
  2. 散歩
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本質は細部に宿る・・・・ 

ブローニサイズのアクロス100フィルムを買いに有楽町のビッグカメラへ行く。
もはや5箱欲しいといっても駄目になった。
一人一箱の制限がかかっていた。 
しかしまだ販売は続いている。
その足で、同じフロアーにある暗室用品のコナーへいく。
縮小し、今は片隅に小さくなっていた。
途中、写真アルバムや写真を飾るフレームのコナーを通るが、
ここも、幾分小さくなり、人影もまばら。
写真をプリントしてアルバムにしておく習慣も、段々と廃れてきたようだ。
PCやスマホの内蔵メモリーに画像データを蓄えておけば、場所は取らない。
それに、画像データーを読み出せば、それで画像は確認できる。
人に見せるのも相手のPCやスマホへ送ればいい。
特別な思い出のものだけ、紙にプリントして、アルバムにすれば充分。
かくして、量販店のアルバムコナーは段々と狭くなってきた。

液晶画面はせいぜい200万画素もあれば大きいほう、
一方、今のデジカメは1000万画素以上は当たり前、
中には5000万画素に迫ろうとする高級機もある。
せっかく1000万画素以上のデジタルカメラで撮ったものを、
200万画素以下の粗い液晶画面で見て満足しているのだろうか?
アルバムコナーの人気のなさをみて・・・考えてしまった。
中には、ちゃんと大きくプリントして楽しんでいる人もいるだろうが・・・・そういう人は、例外的な人なのだろう。

このブログに載せている写真は長辺800画素にして縮減している。
画素数にして50万画素以下の画像。
単に画像の確認、どんな写真を撮っているかの備忘録のようなもの。
勝島運河にて1144-2
勝島運河で撮った一枚だが、液晶画面で見たら ありきたりの写真だろう。
コンデジでとっても、携帯電話で撮っても、ほとんど変わらない。
むしろ、もっと「キャッチー」な写真を撮ることができるかもしれない。
わざわざ 重いマミヤプレスを持ち出し、ブローニーフィルムで撮影し、
現像、定着、水洗、乾燥の作業をしてようやくネガを作る。
そんな時代遅れのばかげた行為、
「ご苦労さん、すごいですね」と皮肉を込めた賞賛を受けるくらいが関の山だろう。

でも、「本質は細部に宿る(こともある)」・・・と気弱だけど そう思っている。
6×9 フィルムを3200dpiで取り込めば7000万画素の画像になる。
ネガフィルムは、全紙大に引き伸ばしてもOKの品質を持っている。
部分を ピクセル当倍(7000万画素)に切り出してみた。
細部に宿る-1
細部に宿る-2
細部に宿る-3
細部に宿る-4
細部に宿る-5
4つ切大に伸ばしただけで、細部が見え出す、細部同士がハーモニーし、存在を主張しだす。
液晶画面では、味わえない感動があるのですが・・・・

液晶モニターが800万画素、4000万画素、8000万画素と 性能がアップしたら・・・・いいのでしょうが。
それまではプリントしたものや、印画紙に焼き付けたもので写真を評価すべきでしょう。



  1. 2018/10/14(日) 12:23:13|
  2. レンズの眼、カメラの眼
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あおり 

50年ほど前になるが、
たまたま京都に旅行する機会があり、
ついでにと、往復はがきで京都御所の拝観願いを出したところOKの返事が来た。

ようやく購入したNikon F は大事な宝物、早速このカメラで御所を撮影しようと思った。
紫宸殿を撮るなら 35mmの広角レンズがいいだろう。

当時、Nikon F用の交換レンズで 一番安価だったのが、Nikkor 35mm F:2.8.
Nikon Fを購入した人は必ず購入したと思う。
しかし、このレンズだと、垂直線はでないだろう・・・・
ニコンのレンズのカタログには 
あおりができるレンズとして、PC-Nikkor 35mmの広告とその実例が載っていた。
レンズをシフト(光軸をずらす)させればいい。
このレンズなら・・・と思ったが、高価なレンズ、とても手の出るものではなかった。
34 京都御所
実際に撮ってみると、垂直線がしぼむほどではなかった。
当時は、いかに精細で微細なネガをつくるかに没頭(初心者だったもので・・・)していた。
フィルムは 粒子の細かなフジのNeopan Fを使用。
ASA(今はISO)で25か32の感度だったと思う。
それをミクロファインの現像液で現像していた。
おそらくf:5.6/125秒で撮影したのではないだろうか。
あおりには もう一種類 ティルト(光軸傾ける)がある。
この操作を上手く使えば、無限遠から近距離までピントの効いた写真が撮れる。
しかし、35mmフィルムの小さなフォーマットのカメラなら、
広角レンズを絞って使えば、同様なパンフォーカス効果が出せることがわかり、
「あおり」に関し 興味を失い、忘れていた。

今年なって、大きなフォーマットのフィルムで写真を撮ってみたくなり(直接の動機は、妻のポートレート写真を撮ることだった)
新宿の中古カメラ店巡りをして、衝動的にマミヤプレスを購入してしまった。
長年 忘れていた 「あおり」のできるカメラだった。
全てのあおり操作ができるわけではないが、ティルトはできる。
使いこなせれば、かなり面白い写真が撮れそうな予感がしている。
習熟するには 沢山失敗するだろうが、それも楽しいと・・・・割り切れるようになった。(習熟できなくとも、楽しければOK)
MamiyaPress1144-1あおり効果
大きく重いマミヤプレスを担いで、勝島運河まで歩き、テスト(習熟のため)してみた。
直接ビューファインダーを使いピントを合わせる。無限遠から近距離(約1.4m)までピントが合うよう、あおりを調整し、
フィルムフォルダーに替えて撮影。画像は6cm×9cmのフォーマット(実際は5.5cm×6.5cm) 
ネガを3200dpiでPCに取り込むと、約7000万画素のデジタルデータになった。
Sekor 100mmのレンズ、絞りはf:8だが、ピントはほぼパンフォーカスになっている。
遠くから近距離までA,B,C順に ピクセル当倍で切り出すと、
MamiyaPressA.jpg

MamiyaPressB.jpg

MamiyaPressC.jpg

MamiyaPressD.jpg

MamiyaPressE.jpg

MamiyaPressF.jpg

A~Eで示した平面に レンズのピントがきている。
その平面から外れると、ピントは甘くなりボケてくる。

あおり操作、習熟には沢山の失敗が 必要だろう。
特に対応力の低下した老人には。
しかし、そこが 面白い。
当分 遊べそう。


  1. 2018/10/13(土) 13:21:42|
  2. 読み解く写真、心に残る写真を・・・
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プロフィール

Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
散歩にカメラの生活もついに12年目に突入。10年も続ければ、何かを掴めると思ったが、デジタルカメラの渦に弾き飛ばされ、未だ写真の眼を掴めないでいる。
絶滅危惧種のフィルムカメラでは、無理なのかなぁと嘆息。
冷蔵庫に100フィート長巻フィルム4缶、保存してあるので、
あと一年は撮り続けられます。それからどうするか考えることにしました。

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