JRの大井駅や蒲田駅なら、降りたり、乗ったりすることもあるが、
その中間にある大森駅では、その経験はない。

池上通りに面した北口、昔は山王口と呼ばれていた記憶が残る。
JRの駅の出入り口に見えないが、階段を下ると改札口がある(らしい)。
線路は斜面を下った所を走っている。
エッジが出る現像法なのか、
デジタル・モノトーンのような調子になった。
こんなトーンも、いいと思う。(デジタルのトーンも真似したい。)

斜面を下ると、昔の蒲田や大井町の飲み屋街の雰囲気が残っていた。


JR蒲田と京急の蒲田駅の間には、
こんな雰囲気の飲み屋が、雑然と軒を連ねていた。
(ちょっと危険、でもそれが魅力、安く呑めたし・・・)
今は再開発され、
殆ど往時の猥雑な雰囲気は残っていない。
ここには 少し残っていた。
(大井町にも・・・まだ少し残った所がある。蒲田も探せばあるのかも。)
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- 2021/03/09(火) 12:35:56|
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大森駅は池上通りにある。
近くには、神社・仏閣が密集していた。

池上通りは、池上の本門寺へ向かう道で、
地形的には、大森台地の斜面に作られている。
更に台地を下れば、旧東海道の道が、並行して走り、更にその下には、大森の砂浜が広がっていた。

神社・仏閣は、海を望む方向に建てられていた。

駅前通りは、傾斜の緩やかな部分をならしてつくられたもの、
天祖神社は、台地を登った所に建てられていた。

江戸の街の周辺(今は東京都になっているが)に天祖神社は多い。
この神社も、江戸時代のお伊勢参りが契機となり建立されたものという。
大田区・御嶽山の天祖神社と由来は同じだった。
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Fomapan100フィルム、(Ⅰaf)現像液で現像すると、エッジが少し立つのか、
非常にシャープな画像に見える。
オールドレンズが、生き返ったような気がしている。
- 2021/03/05(金) 11:50:58|
- 読み解く写真、心に残る写真を・・・
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大森の天祖神社へ行こうと、家をでる。

ニコン工場の近く、地番は西大井。
以前は小野学園という中高一貫の女子校だったが、
校名が変更され、男女共学の学園になる。
品川区内の私立の女子校が 男女共学校へ変わっていくのは、時代の流れかもしれない。
下神明にあった青蘭学院(商業高校ではなかったか?)、20年以上前、男女共学の中高一貫の青陵学園となった。
上神明(二葉町)の中延学園も、20年くらい前、校名を朋優学院(高校)にし、男女共学となる。

大井7丁目と山王1丁目が、品川区と大田区の区界になっていた。

区界の道を進む。

道は、どうやら、品川区と大田区の台地の間を縫うように進んでいる。

嘗ては小さな川が流れていたのだろう。
池上通りにぶつかる。
大森駅は、もうすぐ。
天祖神社は、駅前にあるはず。
- 2021/03/04(木) 11:05:04|
- 散歩
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SuperPan200フイルムの現像条件を検討中。
その中で、硬調現像液(Ⅳ)を調整し、
ようやくSuperPan200用の現像液(Ⅳz)を決定した。
(一つ前のブログの現像液は、中庸な現像液(Ⅰfz)を使用。)
早速、テスト撮影。

R72フィルターをつけて撮影した。
いわゆる赤外線写真。
赤外線写真の効果をはっきり見せるなら、
太陽の光を背に受けて、
青空と湖(水面)、樹木の緑の葉を入れた構図で撮るのが定番。
散歩コースには、そのような絶景は少ない。
またそんな構図、定番過ぎて・・・撮る気持ちも失せる。(ルールに従って遊ぶのは嫌だ。)
やや逆光気味の光を選んだ。(赤外線効果は薄まる)

硬調な現像液を使用したので、
只でさえ硬調になる赤外線写真、すごいコントラストがついてしまった。
春の日差しはまぶしい。
早咲きの桜が、もうすぐ満開を迎える。

古いツアイスのレンズには、赤外撮影用の距離補正マークがない。
レンジファインダーカメラ Nikon S用のレンズには 50mmの標準レンズ以外は、補正マークがついている。
(Nikonの交換レンズ、28mm F:3.5、85mm F:2, 135mm F:3.5で確認。)
勿論、フィルム時代のNikon F用レンズには 全て距離補正マークがついている。
ただし、赤外線フィルターをレンズにつけてNikon Fのファインダーを覗くと、
一瞬真っ暗になってしまう。
構図を確認するためには、片目を閉じ、
目が明るさに慣れるまでしばらく待つことになる。
赤外写真はレンジファインダーカメラ向きです。
ツアイスとしては、レンズごと、使う赤外線フィルターの特性(波長カット値)ごとにより、
補正する距離マークが違うので、使う人がテストし、補正量を求めよ・・・ということらしい。
ツアイスのゾナーレンズの補正量は、テストピースを実際作り、数年前求めていた。
全て、距離補正して 撮っています。
- 2021/03/01(月) 12:21:38|
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イルフォード系(イギリス)のフィルムは何度か使ったが、
高くなったので、
数年前、ヨーロッパ系のフィルムに切り替えた。
そのなかに、気になるフィルムがあった。
フィルムのベースがポリエステルだという。
アグファ製のフィルムだと思う。
でもすでに、アグファ製フィルムには、
Retro80S,Retro400S、赤外400の三つのフィルムが用意されている。
なんでわざわざ、ISO:200のフィルムを出す必要があるのだろう?
価格もほぼ同じ、
テストしてみようかと、100フィート巻き一缶を購入した。
これは そのテスト撮影でとったもの。


カタログによると、
赤外線写真も可能で、
撮るときは715nmカットのフィルターが推奨されていた。
そこで、R72(720nmカット)フィルターをつけて撮影。
Retro80SやRetro400SでもR72をつければ、
似たような赤外線写真は撮れると思うが・・・
このフィルムのほうが、少し赤外線効果が強いかもしれない。
(カタログの分光感度曲線からすると・・・400Sのほうが高いと思うのだが。)
粒子も意外と細かく目立たない。
現像特性も、Retro80SやRetro400Sとは異なっていた。
同じアグファ製のフィルムだと思うが、やはり別物。
Retro400Sフィルムは
Retro80Sフィルムと赤外400Sフィルムの間に挟まれ、
個性が発揮しにくい。(粒子は赤外400並、際だった特性はない。)
SuperPan200には、違った特性が あるような気がする。
今、軟調や硬調の現像液で現像した場合のチェックを進めている。
- 2021/02/26(金) 21:48:07|
- フィルムの眼
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